また...はじめま~す! [ごあいさつ]
皆さま!おひさしぶりでございます。\(^o^)/
って...何年ぶりだぁ~!?
どこの皆さまが、憶えてて下さるというのだー?!
と、自分つっこみで久々に始めます。
まごまごです。
お兄ちゃん3年生の3月の大晦日を最後にご無沙汰しておりました。
で、お兄ちゃん5年生の夏休みに、わけのわからないのを打ち上げといて...
お兄ちゃん5年生、新学期、母も新学期スタート!
です。
あれから○年...。
前回、始めた頃は生まれたばかりだった赤ん坊も、
幼稚園児となり、口も達者になり、
日夜、母と共に「おにぃちゃん~!ダメでしょぉ~!!」と
兄の前に立ちはだかっております。
みんな...あきれるくらい元気です。
もちろんいろいろ毎日ありますが、全然状況は変わってないです。
いいやら、悪いやら...。
とにかく、また「書く」って決めました。
とりあえず、再び!はじめま~す!
と軽く宣言しておきます。(自分に...)
よくやった! [母ちゃんのおもい]
うまくボールを渡せなくて、
自分の位置を見いだせなくて、
誰かを助けてあげられなくて。
自分のふがいなさに憤ってた。
泣き出したくて、逃げ出したくて仕方がないのを、
必死でこらえてた。
そうだ。そうだった。
ゲームってそういうものだったね。
思い出した。この感覚。
誰も、いつも、ヒーローではいられない。
いや!
むしろ、いつだって失敗の連続。
かっこ悪いことばかり。
そうなんだよ。
普通の毎日だって、悔しさや、腹立たしさの繰り返しなんだ。
でもね。
逃げ出せない。
逃げたら、前へ進めない。
泣いたってなんにもならない。
この痛みこそが、あなたを創っていく。
この思いこそが、明日を生きる力になっていくんだよ。
試合には負けてしまったけれど、
最後まで逃げ出さなかった。投げ出さなかった。泣かなかった。
そのことをお母さんは、「よくやった!」と思っているよ。
いじめのめ ~お兄ちゃんの様子
それで、お兄ちゃんの様子は...
ですよね。
...元気です。元気に学校通っています。
どんな様子かって...
例えば、
眼科での診察中のこと。
先生が、「え~と、君は3年生か。大きいなぁ。」と話しかけて下さいました。
「うん!○○小学校3年3組!学校では、いじめられてるんや。」とにっこり。
途端に周りの空気が、ピシッと凍りつきました。
時節が時節ですからね~。
「お、お兄ちゃん。そんなこと言わなくても!」と慌てるお母さん。
「ふ、ふ~ん...で、どんなことされるんや?」何気なさそうに、先生が聞いて下さいました。
「........忘れた...。」
プハ~ッ!!
ついたての後ろにいた、看護士さんまでが、ふきだして診察室中大笑い。
お兄ちゃんも照れ笑い。
これですから。
それでも、またしばらくして、
朝一番忙しい時間帯、服を着るのをいやがる裸の赤ん坊を追いかけてる最中に、
「学校行きたくない。今日もきっといじめられるから。」
「え~!?ちょっと待って、今手が離せないから。これ着せたら、話聞くから。」
で、話を聞こうと、お兄ちゃんの横に座って、
「どうしたの。まだ、何かされるの?」
「うん。今日もきっといじめられる。」
「誰に?先生に言ったの?先生この間言ってきなさいっておっしゃてたでしょ?」
「うん。ちゃんと言った。言ったけど...。」
なんだか要領を得ないお兄ちゃんの目線の先を見たら...本...。
あきらかに、話をしながら...読んでる...。
「こら!!人が真剣に話を聞いてるのに、その態度は何だ!本読むってどういうこと?!」
「うわぁ!ごめんなさい!」
「ごめんなさい、じゃないっ!だから、お兄ちゃんは...もうそんなにイヤなら学校も行かなくていいっ!」
「え~!行く~!僕が静かにしてたら、きっと大丈夫だから。」
「いや!学校なんて行かなくていい!とにかく今、大事な話をするから座りなさい。
お話終わってないでしょう。」
「ええっ!もう、もう時間だから!行ってきま~す!!」
心配するほど、深刻じゃないのかなぁ。本人にとっては。
悩むに必要な、集中力がまだないのかなぁ。
今ひとつ、深刻な雰囲気がないのは、
お兄ちゃんのこのぼーっとさ加減なんですよね。
それが、心配でもあり、ある意味安心でもあり...。
素直にとれば、
お母さん譲りのぼーっとさが、お兄ちゃんの良さなんだなぁ。
人を恨んだりしている様子もないし、おおらかでいい...と思ったりして。
お父さんは、
「言葉どおりに受け取ったら、いかん。いじめられて、忘れるわけないだろう。」
と言うのですが。
お母さんの目には、
本当に忘れている...そして何かの拍子に思い出す...そして忘れる...また思い出す、に見えます。
いじめのめ ~親の気持ち~
今回、ここでぜひ書いておかなくちゃ、と思ったのは、
こういう時の親の気持ち
なんです。
今のところは、そんなにひどい状態ではないようです。
でも、お兄ちゃんは傷ついてる。
ちゃんと受け止めてやらなくては、家では安らげるようにしてやらなくては...と
思うんですよ。
でも...でもなんです。
私もぐるぐる考えてみました。
子ども達の心理として、
いろいろな事件の中で、先生が先導して...とか、先生の一言が引き金となって、
というのが、よくあります。
あれは、先生が誰かを叱る...その場面を見た子ども達の心の中に、
「あの子は、悪い事をした。叱られても仕方ない。」という気持ち、
「あの子には、ひどいことを言っても良いんだ。」という心理が働くのではないか、
と思います。
お兄ちゃんに、
「ねえ、クラスで一番、先生に叱られているのは、誰?」
と聞いてみました。
「え~と...○○くん!2番は僕!!」
と元気良く...答えてくれました。
その一番のお友達は、授業中でも、たまにきれて暴れてしまう子だそうで、
まあ、実質、うちのお兄ちゃんが一番ではないかと...。
叱って下さる先生が悪いんじゃないんですよね~。
なんでそんなに叱られるのか。
もう、思い当たることが多すぎて...。
基本は、忘れ物、失くし物、なんだと思うんですよ。
でも、その回数が多すぎる...。
この間も、部屋の片隅に、緑色の細長い筒がゴローンところがっていました。
しばらく気にしつつ、そのままにしていたんですが、
あまりにも、平気なので、
「これは何?」と聞くと、
「筆入れ。」
「絵の道具は、学校に置いてあるんじゃないの?」
「うん。でも僕の筆ないんや。絵の具も全部ない。」
「全部って...。筆は2本ともないの?」
「2本ともないんや。絵の具は黒と白以外は、この間いっぱい使ってないねん。」
「お母さん、あの筆入れ、ちょっと前から見てるけど、いつからないの?」
「前から。」
「じゃあ、何回も授業あったでしょう。どうしてたの?」
「先生に借りてた。」
「なんで、お母さんに言わないのぉー?!」
「忘れてたんや。」
これですから。
あと、現在は、縦笛を失くして、探索中です。
給食袋に、毎日洗って入れてもたせていたランチョンマット(お母さんの手作り(T^T))
も、最近まで、全く使っていなかったことが判明。
「だって、いらんもん。」
あんなに家で、食事中、食べこぼす人が、いらんわけないでしょう~。
こういうことばかり続くとですね~。
言いたくなるんですよ。
「だから、バカにされるんじゃないの!言われてしまうんじゃないの!」
「みんながやっていることを、あなたもちゃんとして下さい。」
ついつい責めてしまうんです。
ある意味、親が子どもに当たってしまう。
お兄ちゃんが悲しい目にあってる、と思うつらさを、お兄ちゃんにぶつけそうになります。
お父さんもそう。叱りながら、「だから...!」となってしまいます。
先生へお手紙を持たせてから、2、3日は、こういう感情に苦しみました。
親は優しく受け止めなくては、冷静でなくては、と思っているのに。
「親に言いたくない。」という子どもの気持ちの中に、
心配をかけたくない、という思いだけではなく、
親に言うと叱られる...というものもあるのではないか。
と思います。
「親」というのは難しいものですね。
自分の感情をコントロール...なんて、未熟なお母さんには、ハードルが高すぎます。
いじめのめ ~お兄ちゃんに話したこと~
続けておっしゃいました。
「でもな~。君もなぁ。お母さんに言うたってあかんやろう。
なんか言われたら、先生に言いなさい。君は言えるやろう?
前、言うて来たやないか。
言えない子もおるんですわ。
前から言っているように、それは告げ口とは違う。クラスを良くするため、なんやから。
先生に言ってくるんやで。
お母さんにそんなん言うたって、なんもできへんやろ。
お母さんが、学校に来て、クラスのみんなになんか言うたら、
余計、君が嫌われるやろう。そんなんイヤやろう。
だから、お母さんに言うたってあかん。お母さん心配するやろう。
先生に言いなさい。」
そして、帰っていかれました。
お兄ちゃんは、先生が家へ来てくれたのが、ちょっとうれしかったようで、
ほっとしたような顔をしていました。
「ほら、お兄ちゃんがちゃんとしないから言われるって先生言ってたでしょう。
ちゃんとしてよ~。もう鉛筆かじらないでよ。」
「ハンカチしてないもん。他は...もうしない~。」と言ってテレビを見始めました。
お母さんは...ひっかかって、ひっかかって仕方がない...。
お母さんに言っちゃダメなの?
みんなに言いに行けないから、お母さんに言っても無駄だから、お母さんに言ってはいけないの?
先生に言ってもおさまらないから、泣いてるのに。
お母さんは無力かもしれないけれど、
「お母さんに言ってはいけない。」
はないんじゃないか。
それはおかしいんじゃないか。
そう思う私が間違ってるの?
お話をうかがっている間、
「何か変!」と思いつつ、先生には何も言えなかったけれど、
やっぱり納得できない!
子どもに、親と先生で違うことを言うのは良くないのはわかっているけれど...
後で、お兄ちゃんには言っておきました。
「お兄ちゃん。
先生は、ああおっしゃったけど、
学校で何かあったら、イヤなことがあったら、お母さんに話してね。
いじめられたのがお兄ちゃんでなくても、お母さんには教えて。
お母さんにちゃんと言ってね。」