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小学校卒業しました!…で、まさかの出来事2

この間の続き~

卒業式の真っ最中、

またまた、視界から、消えてしまいました。
うちのお兄ちゃん…。

やっぱり、気分が悪かったのか…。
それにしても、やはり、あまりにも周りが動じていない。

ど、どうしよう。
まさか私たち以外誰も気づいていないなんてこと…ないよね?
動けない…。
いや!動くべきなのかな。
もしかして、
誰にも気づかれないまま、一人でそこで倒れてる…?
なんてことないよね?
やっぱり、ここから脱出して、どなたか先生に声をかけたほうが良い?

とか、さらにわけがわからなくなっていると、
もう一つ、頭が消えていきました…。

わ、やっぱりうちだけでもないんだ。

あ、一人、先生が裏に行かれた…。

と、ちょっとほっとしたところで、

お兄ちゃん、復活。

その顔は…、

涙でぐちゃぐちゃでした。

崩れんばかりに、一人だけ、泣いてる…。

そこからはもう、解散になる最後の最後まで、
ず~っと激しく泣き続けで、大目立ちしていました。
誰が見ても、本日の泣き虫ナンバー1!

全て終わって、迎えに行くと、
「全部歌えなかった~!
それに、ほとんど皆同じ中学校だけど、あいつは別の学校に行くんやで~。」と
ワーワー泣いていて、
まわりの皆に笑われて。

「なんで?急にいなくなって、びっくりするじゃない!
どうしたの?」
と聞くと、

「そりゃ、緊張しすぎて、気持ち悪くなった~。」って。

「練習の時から、いっつもああなってた。
先生が気分が悪くなったら座れ、って言ってたから。」

「いつも、って、なんで?
朝、ごはんちゃんと食べてたよね。
具合が悪かった?
お腹でも痛かった?」

「違う。違う。緊張しただけや。
いっつも、5年生の歌が始まったらなるねん。いつものことや。」

………
…ん~……そんなものなの?
緊張、って。

お父さんは、
「違う。長すぎるねん。
何曲、歌ってるねん。多すぎる。
やりすぎや。」と言うけれど、

他の圧倒的多数は、みんな大丈夫で、
その場を楽しんで、完全燃焼していた感じ、だったけどなぁ。

そんな、緊張して、気分が悪くなって、立っていられない…なんて…、
わからないなぁ。
いっつも、って練習の時から、毎回緊張?

いや!
やっぱり太りすぎじゃないのぉ?
運動不足。
体力なさすぎ。

周りの大人たちは、
「大丈夫。中学生になったら、背も伸びるし、きっと痩せるよ。」
と言ってくれるけど、
やっぱり、これは春休みのうちに、なんとか運動させる方法を考えないとな~。
中学生になったら…、
じゃなく!
明日にでも走らせなくちゃ!!

と思う母なのでした。

ま、とにかく、仮に緊張だったとしても、
精神的にそんな弱かったら、
来るべき受験戦争に勝ち抜けないじゃないか~。
あぁ、先が思いやられる…。

どちらにしても、
なんとかして、お兄ちゃんを鍛えなくちゃ!!

まだまだ、

やっぱり、


お兄ちゃんからは、目が離せない!!


と思い知った雨の1日でした。
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